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私 と 僕俺

第2章 家庭教師②



「………え!?キっ…え!?」

怪しい感じの笑い方が、
余計にかっこよく見える。

いや、何を思ってるんだ私は…。


『いい?ダメ?』

「ダ『ダメって聞くまでもないか』

純平くんが私の腕を掴む。
げ。やっぱり力つよい。

「ちょ、っと…」

頑張って全力で顔を背けても
腕は引っ張られるばかりだから
次第に純平くんの体に引き寄せられる。

「いやっ………」

『その…拒んでる感じ…』

「ぅあっ」

純平くんの力がより強くなった。

『最高』



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