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私 と 僕俺

第2章 家庭教師②



15秒くらいで口を離された。

意識が朦朧としてる。
息が切れる。


『……あー…可愛い』


そう言って純平くんは
もう一度キスをした。

今度は軽く、触れる程度の。

でも、【ちゅっ】って
リップ音はしっかりつけた。


その音にさえも
ドキドキしてしまう。



『先生、可愛い』

可愛いって言われたのは
これで何回目なんだろ。

「…純平くん、あの…」

ダメだ。
あまりのキスの衝撃と興奮で
うまく言葉が出てこない。

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