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私 と 僕俺

第4章 家庭教師④



【ピーンポーーーン】


っ…。

火曜日。大学が終わってから2時間。
19時の5分前にチャイムを鳴らして
出てくれるのを待っている。

『……はい』

私の顔が…なんか赤い!!!
声聞くだけでこんなで大丈夫!?

「内田です」

『…待ってた』


その一言で私の心臓は
本当に早くなった。

門が開いて、
純平くんに会えるまで、あと少し。

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