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私 と 僕俺

第4章 家庭教師④



『こんばんは』

「…こんばんは」

玄関の前で待っていてくれた。
純平くんは前と違って
少しそわそわしていた。

『俺の部屋。行こ』

「……うん」


土曜日は初日で
挨拶も兼ねてお昼に行ったから、
夜に来たのは初めてで…。

なぜか知らないけど
すっごく、すっごくドキドキした。

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