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私 と 僕俺

第5章 家庭教師⑤



もう…こんなんじゃダメなのに…。

「んっ…ね、ねぇ…やっ」


女子校で育ったから、
こんなことされるのは初めてで

……気持ちいいんだけど、
不安のほうが優先されてる…。

『やっぱり女の子なんだなぁ』


馬鹿にされてる感じと、
なんとなくその言葉に酔ってる自分。

矛盾が相まって、
もうどうでもよくなってきた。


「…純平くん……」


私、
これだけでおかしくなりそうだよ。

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