テキストサイズ

私 と 僕俺

第6章 家庭教師⑥



やってしまった…。

『見せてよ』

「ダメ!」

完全に悪いのは私だけど、
純平くんそれは普通にダメ。


『………ふぅん』

意味深に私から目を逸らし、
机に向かう純平くん。

『べっつに、いいけどぉ〜〜』


私、煽られてる。
このSっ!!!

見せて減るもんじゃないけど、
さすがに恥ずかしいけど、
いやでも、だけど、
うわあああぁどうしよう!


複雑な顔をしていると、
純平くんが再びこっちを向いた。


『みーせて?』


っぐっ………
煽りからの甘え攻撃恐るべしっ…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ