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私 と 僕俺

第6章 家庭教師⑥


そう言って示したのは
さっきのシャーペンだった。
私の胸をつついてたシャーペン。

『これを使って、先生に
恥ずかしいことしよっかな』

「シャーペン?」

『せんせ、
動いていいけど押さえないでね』


え?え?何それどういうこと?

混乱していると、
純平くんの机から消しゴムが落ちた。

『あ、ごめん先生それ拾って』

そう言われたので、
ちょっと警戒しながら消しゴムを拾う。



…うーん。何するんだよ…。

『あー♡白に柔らかいレースか♡』


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