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only one【完】

第7章 温もり

「何時までそうしてんだよ。風邪引くぞ」





かけらた言葉と同時に、高木さんが振り向き、意地悪に笑っている。









あっ…
そうだよね。
高木さんだもん、見てたの気づくよね…









「こっちに来い。乾かしてやるから」









差し出された右手に…









見つめられた瞳に。









私は惹きつけられながら、高木さんの隣りに座った。



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