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肩で息をする奈瑞菜を見て、少し休ませてあげようと思った敦。

奈瑞菜の隣に横になった。

「奈瑞菜姉、気持ちよかった？」

そう聞いてみた。

「うん。あんな感覚、初めて！敦の彼女は幸せ者だね。」

そう返ってきて、我に返った。

美桜……

可愛くて、優しくて、思いやりがあって、恥ずかしがりやで……

そんな美桜を裏切ることになる！

そう思った敦は、

「ゴメン！これ以上はできない。」

そう言って、奈瑞菜の部屋を後にした。