同窓生
第2章 経験
敦くん家は外観が白で、北欧風。
玄関のライトはランプになってた!
床は木目になってて、部屋ごとに木の色が少し違ったり、木の幅も違って、こだわってる感じがした。
敦くんの部屋は二階。
焦げ茶色の木目の床で、8畳くらいかな?
南向きに窓があって、とても明るい。
天井と壁にランプ調のライトがあって、天井の色が空色に白が入っていて、まるで空みたい。
収納タンスが一つとテレビがあって、二人用のソファーがあって、その前に丸いガラステーブルがある。
窓際にはシングルベッド。
テーブルの下にモスグリーンのセンターラグ。
爽やかなイケメン、敦くんのイメージにぴったりだった。
「何飲む?」
『あ!麦茶ある?』
「あるよ!ソファーにでも座ってて。」
『うん。』
ここに来るまでの一歩一歩……
足跡に「ドキドキ」って出ちゃいそうなくらい、緊張してた。
今もだけど。
ふと、収納タンスの上に置いてある写真に目をやる。
両親と仲良さそうに映ってる、敦くん。
旅行かな?
外国っぽい雰囲気の写真。
木の写真たてに飾られてた。
もう一枚は、同じく木の写真たてで、小学校の入学式と各学年の進級式での集合写真。
大きな写真に飾られてた。
いつも敦くんは私の真後ろに立ってた。
別に立つ位置決まってないのに。
特に意味はないのだろうけど、なんだか気になった。
ドアを開けて、敦くんが麦茶を差し出しながら、
「写真?」
と、聞いてきた。
『うん。敦くん、なんでいつも私の真後ろに立ってるの?』
思いきって聞いてみた。
「ないしょー///」
そう、おどけて教えてくれない。
『教えてよー!』
もう一度、お願いしてみた。
「んー?じゃぁ、ここに立って?」
そう言われて、敦くんの前に立った。
「向き逆ね?」
『こっち?』
「そ。」
写真と同じように私が敦くんの前に立った。
「答え分かる?」
『え?分かんないよ。』
「写真撮影だと、距離はこんなもんだけど、俺の想像では///」
そう言いながら敦くんが私に近づいて
「このくらいの距離で美桜を感じてたんだ///」
『え///』
ギュッ……
敦くんが私を
後ろから抱きしめた。
そして
「ずっとこうしたかった。」
『敦くん///』
二人の鼓動が重なる。
敦くんも緊張してるんだなー。
そう思えて嬉しかった。
玄関のライトはランプになってた!
床は木目になってて、部屋ごとに木の色が少し違ったり、木の幅も違って、こだわってる感じがした。
敦くんの部屋は二階。
焦げ茶色の木目の床で、8畳くらいかな?
南向きに窓があって、とても明るい。
天井と壁にランプ調のライトがあって、天井の色が空色に白が入っていて、まるで空みたい。
収納タンスが一つとテレビがあって、二人用のソファーがあって、その前に丸いガラステーブルがある。
窓際にはシングルベッド。
テーブルの下にモスグリーンのセンターラグ。
爽やかなイケメン、敦くんのイメージにぴったりだった。
「何飲む?」
『あ!麦茶ある?』
「あるよ!ソファーにでも座ってて。」
『うん。』
ここに来るまでの一歩一歩……
足跡に「ドキドキ」って出ちゃいそうなくらい、緊張してた。
今もだけど。
ふと、収納タンスの上に置いてある写真に目をやる。
両親と仲良さそうに映ってる、敦くん。
旅行かな?
外国っぽい雰囲気の写真。
木の写真たてに飾られてた。
もう一枚は、同じく木の写真たてで、小学校の入学式と各学年の進級式での集合写真。
大きな写真に飾られてた。
いつも敦くんは私の真後ろに立ってた。
別に立つ位置決まってないのに。
特に意味はないのだろうけど、なんだか気になった。
ドアを開けて、敦くんが麦茶を差し出しながら、
「写真?」
と、聞いてきた。
『うん。敦くん、なんでいつも私の真後ろに立ってるの?』
思いきって聞いてみた。
「ないしょー///」
そう、おどけて教えてくれない。
『教えてよー!』
もう一度、お願いしてみた。
「んー?じゃぁ、ここに立って?」
そう言われて、敦くんの前に立った。
「向き逆ね?」
『こっち?』
「そ。」
写真と同じように私が敦くんの前に立った。
「答え分かる?」
『え?分かんないよ。』
「写真撮影だと、距離はこんなもんだけど、俺の想像では///」
そう言いながら敦くんが私に近づいて
「このくらいの距離で美桜を感じてたんだ///」
『え///』
ギュッ……
敦くんが私を
後ろから抱きしめた。
そして
「ずっとこうしたかった。」
『敦くん///』
二人の鼓動が重なる。
敦くんも緊張してるんだなー。
そう思えて嬉しかった。