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言葉で聞かせて

第8章 猫に恋敵

つーか千秋……

キス上手い!?!?


舌を入れられ口内を蹂躙されるともう俺の頭は限界で


「ちょっと待て!」


と千秋を力ずくで引き離した


あぁくそ
悠史じゃねぇけど、千秋の唾液の味に興奮する


口の中に僅かに残る自分以外の体液に俺の息子は勃ち上がりかけている

自分の欲を必死で抑えながら暗闇に慣れてきた目で千秋を見ると


「!!!」


目は潤んで顔は上気して
これは明らかに


「欲情してる……?」


俺の呟きに千秋は恥ずかしそうに俺の胸に顔を伏せた

だがそんな風に動揺している千秋に構っている暇はないほど動揺しているのは俺の方で


は?
千秋が俺に?
欲情?

は?


なんだそれ

食っていいってこと?


俺が小さく「千秋……?」と呼びかけると
まだ恥ずかしそうにしていたが、腰を動かして俺の息子に自分のそれを擦り寄せてきた


やばい
やばい

やばいって!!!


千秋との初めてを理性ブチ切れた状態でヤりたかねぇぞ
辛抱しろ



俺はとにかく高鳴る胸を誤魔化しながら千秋の後頭部に手を添えてもう一度キスをした

舌を挿入するとそれを迎えいれた千秋の技巧にまた驚かされる

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