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言葉で聞かせて

第8章 猫に恋敵


きつい労働なんてしたことがないような綺麗な手のひらで扱かれるとそれだけで普段の自慰行為なんかよりよっぽど気持ちいい

耳には悠史がゆっくりとピストンする水音が聞こえてきて、それにも興奮した


「千秋さ……っ、気持ち、い……ですか……?」


喘ぎながら千秋の名前を悠史が呼ぶと、千秋は真っ赤な顔を蕩けさせたままで小さく頷いた


「はっ、はっ……ふ、はーー……」


千秋の息遣いが荒くなってきた


イきそうなのか


俺がシてる時はそんなものに気を遣っている余裕はなかったが、俺の時もこんなに気持ちよさそうに喘いでくれていたんだろうか

千秋が悠史に手を伸ばす

それを取った悠史が絶え絶えに限界を告げた


「僕、も……っイく……は、ぁ、あぁ……」


悠史が腰を強く何度か打ち付け絶頂を迎えると、千秋のモノも小さく射精した

俺もおさめるためにもう一回イっとくか、と千秋の手に射精

3人で肩で息をしつつベッドに倒れ込む


「はっ……はぁ、はぁ……」


疲れた
セックスってこんな疲れるもんだっけ

女とヤった後普通に帰宅した俺の神経が知れねえ
このまま寝ちまいそうだ

でも後処理、しないと

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