無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

千秋さんは僕を見るとす、と顔を近づけてきた
そして


「ちょっ、待っ……」


僕に千秋さんからキスしてきた


ちょっと待って
待って
ほんとに待って

こころの準備、とか……！！


「っは、ふ……んん……」


聞こえる女性のような声は僕の声
自分のこんな声聞くことになるなんて

でも
だって

千秋さんキス上手だから！


どこで覚えてきたのか聞きたいほどに千秋さんのキスは蕩けるような上手さ

絶妙に上顎を舌で擽って、甘えるように僕の舌に絡ませる
上唇を吸われて下唇を甘噛みされて

こんなキス誰ともしたことがない


頭、ぼーっとする


僕がキスを相手に任せっきりにして堪能していると、突然千秋さんの身体がぴくんとゆれた


ん？


見ると暇を持て余した敦史が千秋さんの背後に回り、耳を舐めながら千秋さんの胸を弄っている


なにそれ
羨ましい

けど


千秋さんの唾液がたっぷり絡んだ舌ほど甘美なものを今は見つけられなくて僕は自身が勃ち上がるのを感じていた

千秋さんの口の中に舌を入れて、下顎に溜まっていた唾液を舐め取っては飲み込む

身体が甘く痺れて、それだけで達してしまいそうだ