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ずっと君が好き。

第1章 ヒロセコウキ。



周りがざわめき始める。

皆が廣瀬くんの名前を呼ぶけど、彼の返事はない。








「……ひろ…せ…、廣瀬!」






自分でもびっくりした。

他の誰よりも大声を出して叫んでいたのはあたしだったから。

そして、自然と廣瀬の一番近くに走って行っていた。



「……保健室…連れてってくれる?」



…バカ

今まで返事しなかったくせに



「……西澤」


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