
陽だまりの家
第2章 自分の確かな居場所
今日で長いような、短いような冬休みも終わる
明日からは新学期
学校が始まる
去年は修学旅行と言う大きな一大イベントであり、
高校生最後の旅行を終えた
今年は修学旅行の様な特に目立った行事も無く
お決まりの球技大会と学校祭位の行事しか無いだろう
後はまめに行なわれるテスト三昧だ
私は成績も優秀ではなく、スポーツもそこまで出来る訳でもないので憂鬱だ
同時に3年生に進級するので
今までうやむやにしていた進路の話も本格的に始まる
どうやったら、自分の後悔のしない様な道へ進めるのか
考え出したら切りがない
私の周りにいる人達は皆
自分の目標がはっきりしており、
どうしたらその道へ進めるのか
やりたい事が、やるべき事を理解していた
そんな人達を見て私は
気持ちだけが焦らさるばかり
こればっかりは人に頼る訳にもいかない
ただ悶々と考え続け、現実から目を逸らす
私の姉、茜は
今の介護の仕事を何だかんだ言って
楽しいと言っている
介護の仕事は茜にむいていて
実に茜らしいと思う
一方私は
高校卒業後はいちお
美容の専門学校へ進み、そこでエステに関して学びたいと思っている
昔からマッサージなども得意で、
得意なものは何かと聞かれたらそれしか思いつかない位だった
マッサージをするのも好きだが、
エステの知識にも凄い興味がある
人見知りだが、
今やっているコンビニのバイトのお陰で
前よりは人見知りが和らぎ
人と話すのがそこまで嫌いじゃない事にも気付いた
何より、人を癒す仕事と言う意味でも強く惹かれている
だからと言って、実際にその事に関して詳しい訳でもなく
学校を調べてみたり、見学しに行った事も無い
そんな状態でただやってみたいと思っているだけ
あやふやな自分にうんざりしている
昨日、祖母の誕生日プレゼントを買いに行った後
姉が家に来た
暫く話をし、私はその日デパートで買ったピアスを袋から出した
ピアスは同じ種類のリング型が大・中・小とあり
母に小をあげた
丁度、3つあったので
茜には中をあげた
そして私は残った大を付ける事にした
私達3人は全員ピアスの穴を開けている
母が早速身に付けていたので、
私も付けることにした
明日からは新学期
学校が始まる
去年は修学旅行と言う大きな一大イベントであり、
高校生最後の旅行を終えた
今年は修学旅行の様な特に目立った行事も無く
お決まりの球技大会と学校祭位の行事しか無いだろう
後はまめに行なわれるテスト三昧だ
私は成績も優秀ではなく、スポーツもそこまで出来る訳でもないので憂鬱だ
同時に3年生に進級するので
今までうやむやにしていた進路の話も本格的に始まる
どうやったら、自分の後悔のしない様な道へ進めるのか
考え出したら切りがない
私の周りにいる人達は皆
自分の目標がはっきりしており、
どうしたらその道へ進めるのか
やりたい事が、やるべき事を理解していた
そんな人達を見て私は
気持ちだけが焦らさるばかり
こればっかりは人に頼る訳にもいかない
ただ悶々と考え続け、現実から目を逸らす
私の姉、茜は
今の介護の仕事を何だかんだ言って
楽しいと言っている
介護の仕事は茜にむいていて
実に茜らしいと思う
一方私は
高校卒業後はいちお
美容の専門学校へ進み、そこでエステに関して学びたいと思っている
昔からマッサージなども得意で、
得意なものは何かと聞かれたらそれしか思いつかない位だった
マッサージをするのも好きだが、
エステの知識にも凄い興味がある
人見知りだが、
今やっているコンビニのバイトのお陰で
前よりは人見知りが和らぎ
人と話すのがそこまで嫌いじゃない事にも気付いた
何より、人を癒す仕事と言う意味でも強く惹かれている
だからと言って、実際にその事に関して詳しい訳でもなく
学校を調べてみたり、見学しに行った事も無い
そんな状態でただやってみたいと思っているだけ
あやふやな自分にうんざりしている
昨日、祖母の誕生日プレゼントを買いに行った後
姉が家に来た
暫く話をし、私はその日デパートで買ったピアスを袋から出した
ピアスは同じ種類のリング型が大・中・小とあり
母に小をあげた
丁度、3つあったので
茜には中をあげた
そして私は残った大を付ける事にした
私達3人は全員ピアスの穴を開けている
母が早速身に付けていたので、
私も付けることにした
