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陽だまりの家

第2章 自分の確かな居場所

私はもう用無しの様だ

腹が立った

相手にももちろん腹が立ったが、

あの時、何も言えなかった弱い自分にも腹が立った


それからはその人達とは、全く関わっていない




でも今の私には友達がちゃんといる

あんな、悪口言うだけの偽りの仲ではなく

本当の友達



その人達が手を差し伸べてくれたお陰で今の私はある


何度感謝しても足りない

これから先、その友達を一生大事にしようと思った

たとえ、相手に好かれていなくても

嫌いになるよりずっと良い


その友達の中の1人には尊敬できる所があり、

その子はどんなに嫌な事があっても

私達の前では極力笑っていた

場の雰囲気を悪くしないようにしてたのか、無意識でしていたのかは分からないが

凄いなと思った

そんな子が1人でも側にいてくれるだけで

私にはとても救いになった


これが、今の私にとって揺るぎない居場所











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