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私は常に色々な人に支えられながら生きている

それはほんの日常

ふとした時

何気ない瞬間

辛くて心が折れそうな時


母は言う

「人は絶対に1人では生きて行けない、必ず誰かに助けられながら生きてる」

前まではそんな当たり前の事に気付かず

1人でも十分だと私は思っていた

だが、色々な経験をし今更気付かされる


赤の他人にだって救われる時もある


私はバイト先のお客さん、常連さんに色々と励まされてきた

「ちゃんと自分を見てくれている人がいる、自分を認めてくれる人がいる」


そのお陰でどれだけ救われてきたか分からない

逆にお客さんがこんな良い人達じゃなかったら

私はバイト先をとっくに辞めていると思う


何気ない言葉でも、救われている人は沢山いるのだ


だからと言って依存してしまうのも良くない

適度な距離を保ち続けて行かなければならないのだ


もし、自分が道に迷った時

未来が真っ暗で何も見えなくなってしまった時

人を愛することが怖くなった時

どう逃げ出していいのか分からない時



貴方の隣で明るい未来へ導き

人の愛し方が分からなくなった時は代わりに貴方を深く愛してくれる

逃げ方が分からないなら逃げ方を教え

時には一緒になって立ち向かって行く


そんな沢山の事を教えてくれる人とこの先

長くても短くても

一生に一度、出会えるかもしれない



でもそれは

待ってばかりでなく

自分から勇気を出して一歩踏み出し

迎えに行ってあげなければならない

相手も貴方の助けを求め彷徨っているかもしれない


そして、出会えた時は

その人を一生を掛けて大切にしなければならない




私はいつか、

何年、何十年先だろうと

歳が離れていようと

そんな人と絶対に出会えることを

信じている





その最初の一歩を踏み出すーーー……………