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missing☆ring【完】

第8章 愛しの君へ。

ゆっくりと瞳を開け、また裕実への手紙を書き始めた。



どんな言葉にすれば、裕実にこの想いが伝わるだろうか。




書いては消して、
書いては消して、




どんな言葉にすれば、裕実に後悔したことが伝わるだろうか。



また……
書いては消して、
書いては消して、



どんな言葉も見付からなかった。
どんな言葉にしても、伝えきれない。



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