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missing☆ring【完】

第4章 3年前。

秋の空は私の気持ちとは逆に秋晴れの澄んだ空が広がっていた。




冷たい風を私と陸の間を通り抜けるくせに、眩しいくらいの太陽の光でキラキラと陸を照らしている。



だから、またあの日のように陸の隣で願った。
















願わくば……ーーーー

陸のこれからの未来にも、
キラキラとしたすてきなものが、
光耀くように。




ゆっくりと瞳を閉じて、ドクドクとうるさい気持ちを沈めるように、小さく深呼吸をした。



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