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甘い罠

第1章 新学期



頑張らなくちゃ!!

「おはようっ」


勇気を出して隣の席の篠田くんに挨拶をしてみた。


うまくできたって心の中でガッツポーズをしていたけれど、少し待っても篠田くんからの返事が聞こえない。

もしかして、無視された…?

自分の頬が赤くなっていくのを感じながら、涙目になりそうになると、

慌てたように周りの男の子が


「「おはようっ!!!!!」」


と、返してくれた。




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