ルナとお兄ちゃんの性教育♡
第9章 決意
裕也さんから「一緒にアメリカに来てほしい」と言われてから数日
今日は日曜日
学校が休みな私は、街をブラブラすることにした
裕也さんは、仕事が忙しく朝早くマンションを出て行った
「アメリカか・・・」
小さく呟き、空を見上げる
私が裕也さんとアメリカに行けば、お母さんはきっと喜んでくれる・・・
だけど・・・
「アメリカに行けば、お兄ちゃん達に会えなくなる」
こんな時まで、お兄ちゃん達の事を考える私は、何処までも愚かだ
「でも、アメリカに行けば
お兄ちゃん達の事を忘れられるかも・・・」
遠い国で、新し生活を裕也さんはとすれば・・・
「私、アメリカに行く」
そう決意した時だった
「ルナ・・・」
私を後ろから抱きしめ、甘く痺れるような声の彼・・・
「会いたかった」
振りかえらなくても分かる・・・
今、私を抱きしめている人は・・・
「涼兄・・・」
「ルナ、会いたかった」
私をギュッと抱きしめる涼兄
久しぶりに感じる涼兄の体温
このまま、時間が止まればいいのに・・・
そう思ってしまう・・・
「涼兄、どうして此処に?」
「偶然だよ」
耳元で囁く涼兄の声に、身体が疼く
このまま居たら、涼兄を抱きしめ返しそうになる
「涼兄、放して」
「ヤダ!放したら、ルナ
アイツの所に行くでしょ?」
涼兄が言う『アイツ』とは、恐らく裕也さんの事
「そんなの、俺が許すと思う?」
そう言った途端、涼兄は私の腕を掴み走りだした
今日は日曜日
学校が休みな私は、街をブラブラすることにした
裕也さんは、仕事が忙しく朝早くマンションを出て行った
「アメリカか・・・」
小さく呟き、空を見上げる
私が裕也さんとアメリカに行けば、お母さんはきっと喜んでくれる・・・
だけど・・・
「アメリカに行けば、お兄ちゃん達に会えなくなる」
こんな時まで、お兄ちゃん達の事を考える私は、何処までも愚かだ
「でも、アメリカに行けば
お兄ちゃん達の事を忘れられるかも・・・」
遠い国で、新し生活を裕也さんはとすれば・・・
「私、アメリカに行く」
そう決意した時だった
「ルナ・・・」
私を後ろから抱きしめ、甘く痺れるような声の彼・・・
「会いたかった」
振りかえらなくても分かる・・・
今、私を抱きしめている人は・・・
「涼兄・・・」
「ルナ、会いたかった」
私をギュッと抱きしめる涼兄
久しぶりに感じる涼兄の体温
このまま、時間が止まればいいのに・・・
そう思ってしまう・・・
「涼兄、どうして此処に?」
「偶然だよ」
耳元で囁く涼兄の声に、身体が疼く
このまま居たら、涼兄を抱きしめ返しそうになる
「涼兄、放して」
「ヤダ!放したら、ルナ
アイツの所に行くでしょ?」
涼兄が言う『アイツ』とは、恐らく裕也さんの事
「そんなの、俺が許すと思う?」
そう言った途端、涼兄は私の腕を掴み走りだした