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ルナとお兄ちゃんの性教育♡

第10章 新たな1歩

ガチャ・・・


「はい」


少し不機嫌気味に出た俺だったけど、訪問者を見た瞬間、俺は固まった


何で、こいつが此処に?


真っ白になった頭では、考えがまとまらない



「竜、誰が来たの?」



いつまでも、リビングに戻らない俺を心配してか涼雅がリビングから顔を出す



「ねぇ、竜」



俺の陰で、訪問者が見えない涼雅が、俺の後ろかヒョコリと顔を出す



「えっ・・・」



訪問者を見た涼雅が驚きの声を上げる



「ル・・・ナ・・・」


涼雅がそう呟いた瞬間、目線だけを上に上げるルナ


「どうして・・・ルナが・・・居るの?アメリカに行ったはずじゃあ・・・」


すると、ルナは小さく口を開いた


「裕也さんが、『アメリカには自分1人で行くから』って」


そう言って、ルナはギュッと自分の手を握り締めた




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