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推理or恋愛

第2章 事件の始まり

『少し決めるの早すぎませんか?玄さん。』
『そんなことはない。
 そんなことよりあいつに連絡しておけ。』
『えーっ!?
 またですか?』
『嫌なのか?
 僕は気に入ってるぞ。
 少なくとも紫乃よりはな。』
『なっ!!!!
 わかりましたよ~だ。』
『それでよし。』

―20分後―

『おいらのことをまた呼んだのか?』
『駄目だったか?』
『いんや。』
自分のことをおいらと呼ぶこの男の子は玄の1つ下の溝口玖論(みぞぐちくろん)
『クーちゃん来たのね…。』
『クーちゃん呼ぶな!!』
『二人とも』
『なんだ?』
『なに?』
『うるさい。』
玖・紫『すみません。』
『行くぞ。』
そんなこんなで3人が着いた場所は……?
『あれ?ここ玄さんの家じゃ?』
『家ではない。
 研究所だ!』
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