恋愛妄想短編集【完】
第4章 若き好奇心 [完]
「ねえカオルちゃん」
「なに?ヒロくん」
雑誌を見つめながら発したヒロの言葉に、カオルはヒロの方を向いて返した。
「僕ね…なんだか、おちんちんがすごく変な感じがするの」
カオルはヒロの言葉を聞いてヒロのあそこに目を向けてから、自分のものへと視線をずらしてみる。
あ…とカオルは思った。
なんだか何時もよりも大きく、そして窮屈だと。
「ヒロくん…僕も変な感じ…」
「カオルちゃんも?僕と同じだ…」
ヒロはゆっくりカオルの物に目を向ける。
そしてふと思い立ったかのようにいった。
「カオルちゃんの見せてよ」
カオルはその言葉に驚いた。
どうしていいかわからずにオロオロしてしまうカオル。
「え…ヒロくんに、見せるの?」
「そうだよ。僕のも見せるから」
ね?とニッコリ笑ったヒロに、カオルは静かに頷いた。
そのままズボンに手をかけゆっくりと下ろす。
そしてやっとズボンを脱いだカオルが、どうしようかとモジモジしていた。
「カオルちゃん、これも脱いでよ。見えない」
「うっ、うん…」
そう押され、とうとうパンツを下ろしたところからは、カオルの元気なそれがぴょこっと顔を出した。
「わー、すごい…」
それをまじまじと見つめながら、好奇心からかヒロがその先っぽを突っついた。
「んっ…ひろくん、それ、なんかへんだよ」
「カオルちゃんに、この女の人がしてるみたいことしてあげるね」