恋愛妄想短編集【完】
第1章 近すぎた想い [完]
「…んぁ!なに、まっ…あぁ!」
ぼーっとしている隙に、ブラをずらして入ってきた手が、胸を揉み、乳首をいじり始める。
「なんだ、さっきっからすげー抵抗してたけど、勃ってんじゃん」
笑いながら言われた言葉は、柄にもなく顔を赤くさせた。
「くっ、いい加減にっ…ぁ!?」
知らぬ間に降りてきたタケルの右手が、布に覆われた秘部にたどり着き、軽く押された。
どうしよう、何時もの自分が保てそうにない…!
こいつの前で乱れるなんて、そんな自分考えられない。
頭の中でゴチャゴチャと考えていても、手の動きにはしっかりと体が反応するわけで。
「よし、一回イっとけ」
その言葉とともにての動きが一層激しくなる。
パンツのうえからの刺激にもかかわらず、登りつめるには十分な刺激だった。
「むり、やめっ!うあぁっ、や、あ…はあ」
喘ぎ声が強くなったのを見計らって、タケルはアキの最も敏感な突起物を、指で挟み擦り上げる。
「はっ、まって…はげしっ…ァ、ぁああっーーー!!!」
イったのを確認すると、息を上げているアキのパンツを抜き取った。