恋愛妄想短編集【完】
第1章 近すぎた想い [完]
「はあ、はぁ…」
気付いたら溢れていた涙と、頬を赤く染めたアキの表情は、タケルをさらに興奮させる。
「いいねその顔、そそる」
そう言うと、床にぐったりしていたアキを抱き上げてベッドに下ろす。
そして、先ほどイった最も感じる部分を舐め出した。
へ!?
こいつは一体なにをしてるの!?
炊けるのあり得ない行動に、混乱を続けるアキ。
そんなアキをよそに、タケルはアキの中に指を二本突き立てた。
「ぁあっ、いやぁあ!!」
突然感じる秘部の違和感と強い刺激に、アキは素直に感じ始めた。
「そのまま乱れろ、もっとよくしてやる」
グチグチと水音を響かせながら中を激しく攻めたて、またアキには絶頂が近づいていた。
「またぁ、くるっ!あっ…イっ、く…ぇ?」
絶頂を迎えようとしていたアキの体からタケルの指が離れていった。
なんで?
体はほてり、秘部からはいやらしい液体が溢れている。
「あー、そろそろやめとく。悪かったな汚しちまって」
私は絶頂のことで頭がいっぱいで頭が回らない。
「イき…た、い」
「ん?」
「イかせて!!」
頭が回らずとんでもないことをいってしまったと思う。
けれど今はそれどころではなかった。
疼くからだには逆らえない。
「ふっ…、じゃあ俺のことを好きだと言ったら突いてやる」
その言葉に、やっとイけると思うと、すぐに口は動いた。
「好き…タケルが好きだから、早く突いて…!」
「おーけー、任せろ」