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俺が教えてやるよ。

第1章 可愛いね、お姉さん

「それより学校、いいの?」

『えっ?…あっ!』

時計を見ると、もうチャイム、ギリギリ。

『あたし、もう行かなきゃ』

「いってらっしゃーい」

『うん!…っあ、ありがとうね』

協力してくれたんだし!
男の子に振り返ってお礼をして、あたしは校舎に走った。

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