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KAGO

第3章 猟奇事件

僕は逃げるように部屋を出た。


(ここにいたら殺される!)


だけどもまるで迷路に迷いこんだように、扉を開けても開けても同じ風景が続く。


(誰かが僕を見て笑っている…!)


その時、ピアノの音が聴こえてきた。
優雅でゆったりとした曲…。
加えてバイオリンの音も聴こえてきた。


嫌だ、嫌だ!!
聴きたくない!!

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