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KAGO

第5章 告白

「圭介でしょ、入っていいよ」

「!」


気づいてたのか、と僕は音楽室の中に入った。

「紹介するね、彼女がさっき言ってた七瀬美景さん」

美咲が紹介した後、七瀬美景は椅子から立ち上がった。


「!」

うっかり声を出しそうになった。

七瀬美景はあの夢の中に出てくるフランス人形のような少女にそっくりだった。
まるでそのまま大人になったような…。


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