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KAGO

第5章 告白

クラッとした。

違う、あれは夢なんだ。
ただ容姿が似てるだけなんだ…

必死にそう思い込もうとした時、おもむろに七瀬美景がピアノを弾きだした。


~♪


(これは………)



「G線上のアリア」

美咲が答えた。


「ね、美景さん、うまいでしょ?」

美咲が得意気に自慢する。


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