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マルチ「まさか！神父様のことが大好きとか？」



ローナ「違うわよ・・・・いや・・・・もう分からないよ」



マルチ「だったら私が直接ｶﾞﾘｵﾚｯﾄ神父に言っておくから」



ローナ「うわっ、止めてそれは」



従者Ａ「ん？」


従者Ｂ「どうしたのですか？」



従者Ａ「ローナ様！お話の途中で申し訳ありませんが、外部からの強引な侵入が確認されました」



ローナ「外部から？カエル達が守っているはずでは？」



従者Ｂ「敵は約4名、かなりの手慣れた人達です」



マルチ「なんでそんな事分かるの？」



ローナ「貴方のようなバカに申し上げても理解出来ないでしょう」



マルチ「何を！」



従者Ａ「来ますよ！」



すると窓ガラスから豪快に海賊が侵入してきた



海賊Ａ「・・・・」

海賊Ｂ「・・・・」

海賊Ｃ「・・・・」

海賊Ｄ「・・・・」



従者Ｂ「ローナ様は早くお逃げ下さい私達が時間を稼ぐ間に」



ローナ「あなた達は？」


マルチ「ほらっ、そんな事聞くより早く逃げるぞ」



二人は急いでその場から逃げる

海賊達は腰からロープと刃物を取り出して従者達に襲い掛かる


従者Ａは白魔法・防壁を発動したが海賊は何やら宝石を装備して攻撃してきた、防壁は宝石の力で破壊された



従者Ａ「その宝石はまさか！」


従者Ｂは海賊の素早いﾀﾞｰﾄﾛｰﾌﾟで縛られてしまう


従者Ａ「なんて素早い身のこなし、まさか貴方達はあの・・・・むぐぐぐっ」


海賊はﾀﾞｰﾄﾛｰﾌﾟで口元を塞いで体に麻酔針を撃ち込まれて動けなくなった


海賊ＡとＢは先に従者達を捕縛して持ち去る


残りの海賊ＣとＤはマルチ達を追い掛ける