
メロディライン
第1章 出会い
♪〜♪〜
「もっと歌って!メロディラインちゃんと聴いて!!!」
私、松本瞳は都内の音楽大学に通う20歳。
「じゃあ、明日のコンクール頑張って」
「ありがとうございました。また出番が終わったら連絡します」
ガチャ バタン
「あー!!終わった!んー!」
手を上げて大きく伸びをする。
「瞳ー!!」
「まきちゃん!」
「今日お茶行かない?」
「ごめん、明日コンクールで今から大阪帰るねん」
「明日か!頑張ってね」
「ありがとー♡またお茶行こ!」
「じゃあー、お疲れ!」
電車の窓から見える綺麗な夕焼け。
秋の匂いが感じる9月末。
「え?!満席?」
「はい。自由席かグリーン車ならご用意可能です」
自由席も座れるかわからないし、もし座れなかったら大阪まで立ちっぱなしもしんどいし早く実家に帰って練習したいし。。。。
「グリーン車でお願いします」
あー、予想外の出費。帰ったら親に請求しよ。
「もっと歌って!メロディラインちゃんと聴いて!!!」
私、松本瞳は都内の音楽大学に通う20歳。
「じゃあ、明日のコンクール頑張って」
「ありがとうございました。また出番が終わったら連絡します」
ガチャ バタン
「あー!!終わった!んー!」
手を上げて大きく伸びをする。
「瞳ー!!」
「まきちゃん!」
「今日お茶行かない?」
「ごめん、明日コンクールで今から大阪帰るねん」
「明日か!頑張ってね」
「ありがとー♡またお茶行こ!」
「じゃあー、お疲れ!」
電車の窓から見える綺麗な夕焼け。
秋の匂いが感じる9月末。
「え?!満席?」
「はい。自由席かグリーン車ならご用意可能です」
自由席も座れるかわからないし、もし座れなかったら大阪まで立ちっぱなしもしんどいし早く実家に帰って練習したいし。。。。
「グリーン車でお願いします」
あー、予想外の出費。帰ったら親に請求しよ。
