
メロディライン
第1章 出会い
初めて乗るグリーン車。
4列シートで広っ!!!
しかも全席にコンセントが設置されてるー!!
セレブな気分。
指定席が満席ということもあって、グリーン車も結構人がいる。
「8のB。。。ここか」
窓際には既にサングラスをかけた同年代くらいの男の子が座っていた。
軽く一礼をしてふかふかのシートに腰掛けると新幹線は走り出した。それと同時に隣の男の子も眠りにつく。
あ、荷物。上に乗せよ。
「よいしょっと」
バラバラガチャドサ!
ピッピッピッピッピッピッピッ。。。。
「ひぃ!」
ポケットのチャックがあきつぱなしやったー!!!!
メトロノームまで鳴りだしたー!!!
あたふたしてる間もメトロノームはピッピッピッピッと鳴り続けている。
急いで目についたリップと定期入れを拾う。
「大丈夫ですか?」
隣の席の男の子がメトロノームを手に声をかけてくれた。
ピッピッピッピッ…
鳴り続けるメトロノーム。
「す、すみません!」
急いでメトロノームを受け取ってスイッチを切った。
「ふー」
安心感から出る大きなため息。
「ありがとうございました!」
隣の男の子にお礼を言う。
「すごい音でしたね」
クスッと笑いながらそう言ってこっちを見る。
いつの間にかサングラスははずれていて、綺麗な顔立ちに圧倒された。
「普段電車とかでもよく鳴るんです。。。寝てはったのにすみませんでした。もう迷惑かけない予定なのでどうぞゆっくり寝てくださいね!」
「ありがとうございます」
またクスッと笑ってサングラスをかける。
本当綺麗な顔立ち。。。モデルさんかな?それともアイドル??
これが私たちの出会いだった。
4列シートで広っ!!!
しかも全席にコンセントが設置されてるー!!
セレブな気分。
指定席が満席ということもあって、グリーン車も結構人がいる。
「8のB。。。ここか」
窓際には既にサングラスをかけた同年代くらいの男の子が座っていた。
軽く一礼をしてふかふかのシートに腰掛けると新幹線は走り出した。それと同時に隣の男の子も眠りにつく。
あ、荷物。上に乗せよ。
「よいしょっと」
バラバラガチャドサ!
ピッピッピッピッピッピッピッ。。。。
「ひぃ!」
ポケットのチャックがあきつぱなしやったー!!!!
メトロノームまで鳴りだしたー!!!
あたふたしてる間もメトロノームはピッピッピッピッと鳴り続けている。
急いで目についたリップと定期入れを拾う。
「大丈夫ですか?」
隣の席の男の子がメトロノームを手に声をかけてくれた。
ピッピッピッピッ…
鳴り続けるメトロノーム。
「す、すみません!」
急いでメトロノームを受け取ってスイッチを切った。
「ふー」
安心感から出る大きなため息。
「ありがとうございました!」
隣の男の子にお礼を言う。
「すごい音でしたね」
クスッと笑いながらそう言ってこっちを見る。
いつの間にかサングラスははずれていて、綺麗な顔立ちに圧倒された。
「普段電車とかでもよく鳴るんです。。。寝てはったのにすみませんでした。もう迷惑かけない予定なのでどうぞゆっくり寝てくださいね!」
「ありがとうございます」
またクスッと笑ってサングラスをかける。
本当綺麗な顔立ち。。。モデルさんかな?それともアイドル??
これが私たちの出会いだった。
