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泣いて、笑って、恋をした。

第2章 act1





「梨花……片付け終わったから」



「ん、」



「梨花ちゃん。大丈夫?疲れたでしょ」




私に気遣いをしてくれるカズの母親。




「すみません」



「梨花ちゃんが謝ることないよ。久美ちゃんにはお世話になってたし、ほら」





椅子から立ち上がろうとする私の背中に手を添えてくれた。




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