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泣いて、笑って、恋をした。

第2章 act1






私にかけられた声は低くく、
お腹の辺りに響く。




「知り合いか?」



「違う」私が首を振ると



「じゃ、なんだ?」


「死んだのかと思って」



「……こんなんで死ぬかよ」





彼はそう言って気を失っている男をガンと遠慮なく蹴り上げた。




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