
チェックメイト
第16章 まるで光のwave
「………」
櫻「目、充血してるよ」
トーストをカリッと食べた。
「うん、わかってる」
しょうがないじゃん。
『しっくりくる呼び方、探しとく』
そんなこと言われたらさ寝れないって。
どんな呼び方されるんだろ。
って、期待しちゃうじゃん。
櫻「二宮?」
なのに…
「…はい」
呼び方は、変わんないのか。
櫻「授業中に寝んなよ?」
ワシャワシャ頭を撫でられた。
櫻井さんはいつものハンガーに
かかったスーツを着はじめた。
残念っていうか…
哀しいっていうか…
櫻「二宮」
「ん?」
櫻「明日、楽しみだな」
ネクタイをキュッと絞めながら、
フッと微笑んで言った。
「……うん」
自然と、口角が上がる。
それがバレないように唇をキュッと
結んだ。
櫻「ほら、着替えろ。遅刻するぞ」
洗面所に行く櫻井さんが、スレ違い様に
『和也』
と、囁いた。…気がした。
とりあえず、遅刻はしないように着替えて俺も洗面所に向かった。
櫻「目、充血してるよ」
トーストをカリッと食べた。
「うん、わかってる」
しょうがないじゃん。
『しっくりくる呼び方、探しとく』
そんなこと言われたらさ寝れないって。
どんな呼び方されるんだろ。
って、期待しちゃうじゃん。
櫻「二宮?」
なのに…
「…はい」
呼び方は、変わんないのか。
櫻「授業中に寝んなよ?」
ワシャワシャ頭を撫でられた。
櫻井さんはいつものハンガーに
かかったスーツを着はじめた。
残念っていうか…
哀しいっていうか…
櫻「二宮」
「ん?」
櫻「明日、楽しみだな」
ネクタイをキュッと絞めながら、
フッと微笑んで言った。
「……うん」
自然と、口角が上がる。
それがバレないように唇をキュッと
結んだ。
櫻「ほら、着替えろ。遅刻するぞ」
洗面所に行く櫻井さんが、スレ違い様に
『和也』
と、囁いた。…気がした。
とりあえず、遅刻はしないように着替えて俺も洗面所に向かった。
