
チェックメイト
第17章 星がじわり
(櫻井side)
クソ。
クソ、クソ、クソ、クソ、クソ!
全く、仕事に身が入らない。
誤字脱字が多すぎる。
コピー機が壊れる。
資料をバラまく。
コーヒーを溢す。
最悪な一日だよ。
松「なに、珍しいね」
俺に「食べる?」と煎餅を渡してきた。
「いらねぇよ」
松「そんなイライラするから、失敗すんだよ」
「うっせぇな」
松「とりあえず、定時までは頑張れや」
定時までって…あと2時間しかねぇやん。
「はぁ…帰りたくねぇ……」
松「なんでよ。いっつも真っ先に帰るのに」
「ケンカしたんだよ」
松「えー?ケンカ?」
「そうだよ。クッソ気まずい」
頭を抱える俺を見て、
潤は呑気に、スマホの画面をタップしてた。
「お前さぁ…」
松「ごーめん、ちょっと電話」
スマホを片手に両手を合わせて、
俺に謝ってオフィスを出ていった。
クソ。
クソ、クソ、クソ、クソ、クソ!
全く、仕事に身が入らない。
誤字脱字が多すぎる。
コピー機が壊れる。
資料をバラまく。
コーヒーを溢す。
最悪な一日だよ。
松「なに、珍しいね」
俺に「食べる?」と煎餅を渡してきた。
「いらねぇよ」
松「そんなイライラするから、失敗すんだよ」
「うっせぇな」
松「とりあえず、定時までは頑張れや」
定時までって…あと2時間しかねぇやん。
「はぁ…帰りたくねぇ……」
松「なんでよ。いっつも真っ先に帰るのに」
「ケンカしたんだよ」
松「えー?ケンカ?」
「そうだよ。クッソ気まずい」
頭を抱える俺を見て、
潤は呑気に、スマホの画面をタップしてた。
「お前さぁ…」
松「ごーめん、ちょっと電話」
スマホを片手に両手を合わせて、
俺に謝ってオフィスを出ていった。
