
チェックメイト
第17章 星がじわり
ニ「恋人と外食なんて、初めてなんだけど」
「え?そうなの?」
ニ「そうだよ。だって、友達だってろくに外食なんてしたことないし」
「ふーん」
今の高校生は外食も滅多にしないのか。
俺は、中学生の時に普通に外食してたしなあ。
ニ「とにかく、う嬉し…ってこと…」
沈黙に耐えられなくなったのか、
自分から恥ずかしいこと言ってるし。
「ふーん、嬉しいんだ」
テーブルの上に置きっぱなしのメニューをパタンと閉めて、
メニューを置いた。
ニ「……バカ」
「バカとか言うなしー」
ニ「バカ、バカバカ」
『バカ』のラッシュが始まった。
「バカって言った方がバカなんですー」
ニ「そんなことありませんー」
そんなくだらない言い合いをしていると
個室のドアがノックされた。
「あ、どうぞー」
?「失礼しまーす」
ニ「ん?…あ!」
「え?」
二宮が何かに気づいて、
店員さんを指差した。
その指の差す方を、見てみる。
「あっ!」
「え?そうなの?」
ニ「そうだよ。だって、友達だってろくに外食なんてしたことないし」
「ふーん」
今の高校生は外食も滅多にしないのか。
俺は、中学生の時に普通に外食してたしなあ。
ニ「とにかく、う嬉し…ってこと…」
沈黙に耐えられなくなったのか、
自分から恥ずかしいこと言ってるし。
「ふーん、嬉しいんだ」
テーブルの上に置きっぱなしのメニューをパタンと閉めて、
メニューを置いた。
ニ「……バカ」
「バカとか言うなしー」
ニ「バカ、バカバカ」
『バカ』のラッシュが始まった。
「バカって言った方がバカなんですー」
ニ「そんなことありませんー」
そんなくだらない言い合いをしていると
個室のドアがノックされた。
「あ、どうぞー」
?「失礼しまーす」
ニ「ん?…あ!」
「え?」
二宮が何かに気づいて、
店員さんを指差した。
その指の差す方を、見てみる。
「あっ!」
