
チェックメイト
第17章 星がじわり
ニ「完全にわかっちゃったね」
「あー、うん。そうだな」
二人で肉を焼く。
その肉を見つめながら、肉を焼く手を動かしながら話していた。
ニ「にしても、間が悪いね」
「いや、俺にとってはありがたかった」
ニ「なんで」
ジューッ、と煙越しに目が合った。
しばらく見つめ合った。
「こんなとこで、できねぇよ」
壁だって、薄いだろうし。
隣のお客さんに声が聞こえちゃう。
そんな危ねぇとこで……。
ニ「じゃあ、家ならいい?」
「え?」
ニ「家で誘うのが、正解?」
焼けたカルビをタレにつけた。
そして、そのまま口に運んだ。
ニ「……うまっ」
「二宮」
ニ「なに」
口をモグモグ動かしながら、
俺を見た。
「誘うのは、どこでもいいぞ。でも、ヤるのは家かホテルな。」
そう伝えて、俺も肉を頬張る。
「お、うまっ」
ガララッ
相「追加のライスでーす!そして、俺の奢りのサラダでーす」
「え?奢り?」
相「はい!サラダですけど…」
ニ「雅紀さん、ありがとー」
相「じゃ、失礼しましたー」
「お前、変わったな」
ニ「へ?」
「色目を使わなくなった」
ニ「元から使ってないし」
いやいや。
出会ったときなんて、相葉に抱きついて思いっきり色目使ってただろ。
「あー、うん。そうだな」
二人で肉を焼く。
その肉を見つめながら、肉を焼く手を動かしながら話していた。
ニ「にしても、間が悪いね」
「いや、俺にとってはありがたかった」
ニ「なんで」
ジューッ、と煙越しに目が合った。
しばらく見つめ合った。
「こんなとこで、できねぇよ」
壁だって、薄いだろうし。
隣のお客さんに声が聞こえちゃう。
そんな危ねぇとこで……。
ニ「じゃあ、家ならいい?」
「え?」
ニ「家で誘うのが、正解?」
焼けたカルビをタレにつけた。
そして、そのまま口に運んだ。
ニ「……うまっ」
「二宮」
ニ「なに」
口をモグモグ動かしながら、
俺を見た。
「誘うのは、どこでもいいぞ。でも、ヤるのは家かホテルな。」
そう伝えて、俺も肉を頬張る。
「お、うまっ」
ガララッ
相「追加のライスでーす!そして、俺の奢りのサラダでーす」
「え?奢り?」
相「はい!サラダですけど…」
ニ「雅紀さん、ありがとー」
相「じゃ、失礼しましたー」
「お前、変わったな」
ニ「へ?」
「色目を使わなくなった」
ニ「元から使ってないし」
いやいや。
出会ったときなんて、相葉に抱きついて思いっきり色目使ってただろ。
