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第18章 手にしたもの

ニ「やぁ、も…駄目だっ、あ」

身を捩りながら、イクのを我慢してる。

どっかで、気を抜かせねぇと。

首筋に埋めていた顔をあげて、
真っ正面から二宮の顔を見つめた。

ニ「や、イク…あっ」

潤んだ目で、俺を見る。
今にも、目から雫が落ちてきそう。

俺は、二宮の耳元で囁くように言った。




「……和也、イッていいよ」





そしたら、手のひらで二宮のモノが大きく脈を打って
手に白濁を吐き出した。


ニ「はぁ…はぁ、ごめっ…」

「なんで、謝んの」

ニ「だ、だって…その…」

モジモジしながら、チラチラ俺を見た。
なんか、初初しいな…。


「お前、初めてじゃねぇよな?」


ニ「バ、バカ!」

「だよな。一回したしな」

そう言って、二宮の右胸に痕をつけた。

ニ「え、痕、つけた?」

「駄目だった?」

ニ「い、いや…いいけど…」

まだ潤んだ目が俺を煽った。

「二宮、足開いて」

二宮は、無言で足を開いた。

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