チェックメイト
第3章 季節の中に
(二宮side)
やっぱり、一緒には寝てくれないか。
寂しいなんて言えないしね。
上半身が裸になったとき、気づいた。
服、洗濯機に入れちゃっていいのかな?
でも『ここに、住むか』って言ってくれたんだから…。
「櫻井さーん!」
一応、聞かないとね。
櫻「んだよ」
声が聞こえて、咄嗟にドアを押さえる。
「開けないでね」
櫻「開けねぇよ、で?」
「洗濯機の中に服入れていいの?」
聞くと、返事がない。
「櫻井さん?」
櫻「…住むなら、どーぞ」
「え?」
櫻「だから、ここに住むなら…」
嬉しくて、頭が真っ白になった。
足がフラついて、ドアに凭れる。
櫻「おい、大丈夫か?」
ドアがドンドン叩かれた。
「ん?大丈…」
振り返ると、ドアが動いて櫻井さんの顔が見えた。
俺は、咄嗟に自分の体を抱き締めた。
こんな身体、
見せたくない。
やっぱり、一緒には寝てくれないか。
寂しいなんて言えないしね。
上半身が裸になったとき、気づいた。
服、洗濯機に入れちゃっていいのかな?
でも『ここに、住むか』って言ってくれたんだから…。
「櫻井さーん!」
一応、聞かないとね。
櫻「んだよ」
声が聞こえて、咄嗟にドアを押さえる。
「開けないでね」
櫻「開けねぇよ、で?」
「洗濯機の中に服入れていいの?」
聞くと、返事がない。
「櫻井さん?」
櫻「…住むなら、どーぞ」
「え?」
櫻「だから、ここに住むなら…」
嬉しくて、頭が真っ白になった。
足がフラついて、ドアに凭れる。
櫻「おい、大丈夫か?」
ドアがドンドン叩かれた。
「ん?大丈…」
振り返ると、ドアが動いて櫻井さんの顔が見えた。
俺は、咄嗟に自分の体を抱き締めた。
こんな身体、
見せたくない。