チェックメイト
第4章 刻む時間
(櫻井side)
二宮は、さっさと起きてソファに腰を下ろしてゲームを始めた。
俺は、ベットに寝転がりスマホを弄っていた。
「んー!腹減った!」
時刻は、お昼を指している。
ニ「何か作ろうか?」
「作れるの?」
ニ「食材があればね」
立ち上がって、キッチンに足を進める。
「あ、ごめん。何もないわ」
ニ「え?何も?」
「うん。ごめん」
冷蔵庫の中は、スッカラカンだった。
ニ「もー外食ばっかしてるんでしょ」
ギクッ。
ニ「図星かよ」
「と、とりあえず食べに行こ」
ニ「何を?」
「ら、ラーメンとか…」
ニ「却下」
このあと、何を言っても即答で
「却下」
だった。
ニ「買いに行こう」
「え?」
ニ「食材を買って、作るの」
「誰が?」
ニ「櫻井さんと俺が」
「俺も作るの!?無理、無理無理!」
ニ「とにかく!スーパー行くよ!」
昨日、泣いていた奴には全く見えなくて
俺は少し、ほんの少し動揺していた。
二宮は、さっさと起きてソファに腰を下ろしてゲームを始めた。
俺は、ベットに寝転がりスマホを弄っていた。
「んー!腹減った!」
時刻は、お昼を指している。
ニ「何か作ろうか?」
「作れるの?」
ニ「食材があればね」
立ち上がって、キッチンに足を進める。
「あ、ごめん。何もないわ」
ニ「え?何も?」
「うん。ごめん」
冷蔵庫の中は、スッカラカンだった。
ニ「もー外食ばっかしてるんでしょ」
ギクッ。
ニ「図星かよ」
「と、とりあえず食べに行こ」
ニ「何を?」
「ら、ラーメンとか…」
ニ「却下」
このあと、何を言っても即答で
「却下」
だった。
ニ「買いに行こう」
「え?」
ニ「食材を買って、作るの」
「誰が?」
ニ「櫻井さんと俺が」
「俺も作るの!?無理、無理無理!」
ニ「とにかく!スーパー行くよ!」
昨日、泣いていた奴には全く見えなくて
俺は少し、ほんの少し動揺していた。