チェックメイト
第5章 目の前を閉ざして
ニ「好き…ってどういう好き?」
「恋愛対象だ」
ニ「きゅ、急に聞かれても…」
俺は、もう気づいてるぞ。
お前が俺のことが好きなこと。
あんなに分かりやすく、動揺されたら気づかない方がおかしいって。
「洗濯物、干してくる」
急なんなら、時間をやる。
だけど、答えてくれないと困る。
ニ「櫻井さんは?」
「…えっ」
ニ「櫻井さんは…俺のこと好き?」
子犬みたいなクリクリした目で、
俺を見つめてくる。
クッソ!可愛い。
「だったら悪い?」
真っ赤になる二宮に一笑し、洗濯機から服を出して再びリビングに戻る。
ベランダへと繋がる窓の鍵を開けると、
背中から抱きつかれた。
「どうした?」
ニ「恥ずかしいから…見ないでね」
見るもなにも…見れないし。
「わかった」
ニ「俺も、櫻井さんのこと好き…」
ギュッと、力が入った。
その手に手を重ねて、優しく握った。
「恋愛対象だ」
ニ「きゅ、急に聞かれても…」
俺は、もう気づいてるぞ。
お前が俺のことが好きなこと。
あんなに分かりやすく、動揺されたら気づかない方がおかしいって。
「洗濯物、干してくる」
急なんなら、時間をやる。
だけど、答えてくれないと困る。
ニ「櫻井さんは?」
「…えっ」
ニ「櫻井さんは…俺のこと好き?」
子犬みたいなクリクリした目で、
俺を見つめてくる。
クッソ!可愛い。
「だったら悪い?」
真っ赤になる二宮に一笑し、洗濯機から服を出して再びリビングに戻る。
ベランダへと繋がる窓の鍵を開けると、
背中から抱きつかれた。
「どうした?」
ニ「恥ずかしいから…見ないでね」
見るもなにも…見れないし。
「わかった」
ニ「俺も、櫻井さんのこと好き…」
ギュッと、力が入った。
その手に手を重ねて、優しく握った。