チェックメイト
第6章 夢を見てる
(二宮side)
櫻「ほら、謝って」
「なんでだよ!何も謝ることなんてないだろうが!」
ソファに押し倒されてキスを迫られる。
櫻「そっか。腹減った…」
「本当に食べ物のことばっかり、考えてるな!」
こんな空気も心地いい。
櫻井さんは、少し重くなった空気を軽くしようとしてくれたんだよね。
変態なことも言ってくれたんだよね。
嬉しいよ。
幸せだよ。
櫻「ラーメン食べたい」
「はいよー」
俺が作る料理を求めてくれる。
存在自体を求めてくれる。
櫻「二宮」
「ん?」
麺を茹でながら、聞く。
櫻「右腕の火傷…どうした?」
「えっ…」
櫻「それだけ、聞いていい?」
「う、うん…」
右腕の火傷が見えていたことなんて、
気づかなかった。
見えてないかと思った。
「この火傷は、悠斗さんにやられた」
少し、声が震える。
足もガクガクしてきた。
櫻「大丈夫、落ち着いて…」
俺の後ろにまわって、背中をポンポン撫でてくれた。
櫻「ほら、謝って」
「なんでだよ!何も謝ることなんてないだろうが!」
ソファに押し倒されてキスを迫られる。
櫻「そっか。腹減った…」
「本当に食べ物のことばっかり、考えてるな!」
こんな空気も心地いい。
櫻井さんは、少し重くなった空気を軽くしようとしてくれたんだよね。
変態なことも言ってくれたんだよね。
嬉しいよ。
幸せだよ。
櫻「ラーメン食べたい」
「はいよー」
俺が作る料理を求めてくれる。
存在自体を求めてくれる。
櫻「二宮」
「ん?」
麺を茹でながら、聞く。
櫻「右腕の火傷…どうした?」
「えっ…」
櫻「それだけ、聞いていい?」
「う、うん…」
右腕の火傷が見えていたことなんて、
気づかなかった。
見えてないかと思った。
「この火傷は、悠斗さんにやられた」
少し、声が震える。
足もガクガクしてきた。
櫻「大丈夫、落ち着いて…」
俺の後ろにまわって、背中をポンポン撫でてくれた。