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チェックメイト

第8章 君に夢中さ

二人でこたつでぬくぬくしてた。

櫻「ねぇ、お腹減った」

「ん?あ、作ろうか?何食べたい?」

櫻井さんが、俺の膝に頭を乗せた。

櫻「ん~、オムライスが食べたい」

「オムライス?卵、あるかな?」

櫻「買いに行く?」

「うん。」

櫻「じゃ、車出すね」

こたつから、出て寝室に向かった。
着替えるのかな…。

櫻井さん、どんな体してるのかな…。
うわ、俺って変態かも…。

櫻「あ、二宮そこにあるジャケット取ってくれる?」

ジャケットを手に持ち、振り返ると上半身が裸の櫻井さん。

「ちょ、ちょっと…シャツ着てよ」

顔を覆って、櫻井さんの上半身を見えないように
床を見ながらジャケットを手渡した。

櫻「なに?恥ずかしいの?」

「恥ずかしいわけじゃ…」

櫻「ほら、見て?」

顔から手を放されて、顔をあげられる。

櫻「ふふ、顔真っ赤」

「や、やめてよ…」

櫻「二宮…」

ちゅっ。

櫻「可愛い」

「や、やめてー!」

バッと手を離して、こたつに潜る。

櫻「そーゆうとこも、可愛い」

「うっさい!」

なんであんなに、かっこいいんだよ。

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