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第9章 けど愛しい

「うん…わかっ…あっ」

小さく主張する突起を舐めた。
俺は、その甘い刺激に体を預けるだけ。

ピチャピチャ、と水音が耳を刺激する。

完全に、感じていた。

「んぁ、あっ」

突然、突起を摘ままれた。

櫻「大丈夫か?」

そう言いつつも、突起をコリコリと刺激してくる。

「あっ、あっ…」

返事なんて、出来るほど余裕なんて
全く無かったんだ。

櫻「二宮」

急に名前を呼ばれて、
ずっと閉じていた目を開けた。

「う、わぁ…」

目の前に櫻井さんの顔があった。
そして、呟くように言った。



櫻「この先にまでは…やめとくか?」



うっすらと笑みを見せた。

「え?」


櫻「このままだと、二宮に負担を負わせることになりそうだし…な?」

言い聞かせるように
櫻井さんはゆっくりと
優しい表情で言った。

櫻「今日は、ここまでにしておこ」

本当は、したい。

けど、櫻井さんは俺のことを考えてくれている。

体のことまで、しっかり考えてくれている。

性欲なんて、自分でどうにかできる。

だったら、甘えよう。


櫻井さんの言葉に甘えよう。


「…うん、ご飯作るから抱き締めて」


櫻「しゃーねぇな」


ギューと、抱き締められてキスをした。

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