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第9章 けど愛しい

手を繋いで、リビングに戻ると
お昼も過ぎてて今から食べたら絶対に
夜食が必要になる。

でも、食べないと夕食までもたない。

んー、どうしたことやら…。

櫻「ちょっと、風呂、沸かしてくる」

「はーい」

櫻井さんの背中を見送り、
俺はトイレに駆け込む。

便器に座り、息を吐く。

あんなに触られて…

勃たない訳がない。

ズボンと、パンツを一緒に下ろす。

窮屈なところにいた俺のソレは、
勢いよく勃ち上がった。

「はぁ…」

先端からは、透明な液がだらしなく流れていた。

仕方なく、ソレを握る。

「んぅっ…」

声を押し殺して、ソレを上下する。

その度に、ぐちゅぐちゅと卑猥な音がトイレに響く。

『櫻井さんにバレてはいけない』

そんなスリルを味わっていた。

だけど、意識する度に手のスピードは、上がっていく。

その動きに比例するように、
息もだんだんと上がっていく。

「あっ、イ…ッ!」

イク寸前に、立ち上がって便器の中に熱を吐き出した。

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