テキストサイズ

チェックメイト

第10章 信じたなら その先

櫻井さんの指がゆっくりと蕾を撫でる。

しばらく、こんな状態が続いていた。

爪を立てていた櫻井さんの肩には、
もう痕が消えていて

俺は、首に腕を回して櫻井さんからは顔が見えない死角で小さく喘いでいた。

そんなとき、俺のソレが何かに触れた。

「んっ…」

さっきよりも、大きな声が出た。


櫻「ごめん、もう指入れていい?」


触れたのは櫻井さんのモノだったんだ。


ツプッ


ボディーソープが潤滑油になって、
俺のナカはすんなりと指を飲み込んだ。

「ふぅ…っ、はぁ」

櫻「大丈夫?痛くない?」

「痛く、ぁ…な…いよ」

櫻「動かして、平気?」

俺は、ただ頷いた。
そしたら、俺のナカで指がクイッと動かされた。

「っ、あ…」

櫻「大丈夫?」

コクンと頷いた。

────

「あ、あっ…もぅ、やぁ…」

圧迫感はもうほとんど感じなくなった。

櫻「指、なん本挿れてると思う?」

問いかけてきた。
けど、俺は応える余裕なんて無くて…

櫻「いーち」

ナカで指をクイッと動かした。

「あっ」

櫻「にーい」

さっきとは違うトコにあたる。

「んぅ…」

櫻「さーん」

「んぁっ、んっ…」

三本目の指が、イイトコに触れた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ