
チェックメイト
第10章 信じたなら その先
「そこっ…やだぁ…っ」
櫻井さんは、これでもかってぐらい俺のイイトコを指の腹で触れてくる。
櫻「ね、二宮」
「な、はぁ…ん、ですか…」
ちゃんとした返事もできない。
それぐらい、感じてたんだ。
櫻「もう…俺も限界」
男とヤるのが初めてな櫻井さん。
俺のことばっかヤって、自分のことは我慢してくれてたのか。
…優しいし、嬉しい。
こんなのはじめて。
人と体を重ねることがどれだけ幸せなことなのか。
初めて、初めて、初めて…
今日は、初めてなことだらけ。
でも、それは全て嬉しいものだ。
「櫻井さんっ…」
櫻「ん?」
顔をあげた櫻井さんは、
俺と額を合わせた。
「櫻井さん」
櫻「なに?」
「本当に、櫻井さん…?」
櫻「そーだよ。櫻井翔だよ」
俺の不安を拭ってくれる。
櫻「お前の大好きな櫻井だよ」
指をナカから、プツッと抜く。
櫻「ん?大好きじゃないって反論しないのかよ」
ヌルヌルした右手で、頬に触れる。
そのヌルヌルも嫌な感じがしない。
『好き』
ただ、この一言だった。
「反論なんて、しないよ…好きだもん」
素直な気持ちだった。
櫻井さんは、これでもかってぐらい俺のイイトコを指の腹で触れてくる。
櫻「ね、二宮」
「な、はぁ…ん、ですか…」
ちゃんとした返事もできない。
それぐらい、感じてたんだ。
櫻「もう…俺も限界」
男とヤるのが初めてな櫻井さん。
俺のことばっかヤって、自分のことは我慢してくれてたのか。
…優しいし、嬉しい。
こんなのはじめて。
人と体を重ねることがどれだけ幸せなことなのか。
初めて、初めて、初めて…
今日は、初めてなことだらけ。
でも、それは全て嬉しいものだ。
「櫻井さんっ…」
櫻「ん?」
顔をあげた櫻井さんは、
俺と額を合わせた。
「櫻井さん」
櫻「なに?」
「本当に、櫻井さん…?」
櫻「そーだよ。櫻井翔だよ」
俺の不安を拭ってくれる。
櫻「お前の大好きな櫻井だよ」
指をナカから、プツッと抜く。
櫻「ん?大好きじゃないって反論しないのかよ」
ヌルヌルした右手で、頬に触れる。
そのヌルヌルも嫌な感じがしない。
『好き』
ただ、この一言だった。
「反論なんて、しないよ…好きだもん」
素直な気持ちだった。
