ドラクエ短編集(クリアリ)
第3章 大切な人※エロ注意!
…明らかにおかしい。
アリーナが体の痺れに気付いたときにはすでに手遅れだった。
「おい、お嬢ちゃん、大丈夫か?!」
ロッソの心配そうな声もどこか遠くから聞こえてくるようで。
アリーナはゆっくりと意識を手放した。
「…こいつは結構な上玉だぜ」
今までの人のよさそうな笑顔はどこへやら、にやにやと下品な笑みを見せる男たち。
「今日は獲物がひっかからねぇと思いきや、とびっきりの上玉が向こうから舞い込んでくるとは、ついてるな」
「まずはお部屋にご案内しようぜ」
ロッソがアリーナを軽々と担ぎ上げる。
バーの2階には広い部屋があり、大きめのベッドが置いてあった。
ロッソはアリーナをそのベッドに下ろす。
「さて…どう料理しましょうか…」
にやりと笑って言ったのは、あの人のよさそうなマスターだった。
彼はゆっくりとベッドのアリーナに近づくと、まじまじと彼女を眺める。
「この白い肌が快感で桃色に染まったらさぞかし美しいでしょうねぇ…」
つつ…と人差し指でアリーナの首筋をなぞる。
そして、おもむろにアリーナの胸をやんわりと揉みこむ。
「こちらの張りも申し分ない…感度はどうかな?」
かり、と先端の辺りを爪でひっかくと、アリーナの体がぴくんと揺れた。
「ふふ…感度もよさそうだ…これは楽しめそうですよ…」